石やアクササリーの写真を中心としたブログ


by mandala-04
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ももいろさんご

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見つめれば、は~・・・っとため息が出てしまうもの。それが珊瑚。
なんでこんな色になったんだろう。なぜこの色が海の中に眠っているんだろう。
俗名は、桃色珊瑚。
昔、桃色吐息っていう歌があったけれど、桃色珊瑚を見てため息が出てしまうことをあらわしたかのような名前。「咲かせて、咲かせて、桃色吐息」 うん、咲くなあ。桃色珊瑚、咲いてるなあ。
それよりもっと昔、私が幼稚園ぐらいの時にブレイクした「およげたいやきくん」という歌の中に「ももいろさんごが手を振って、僕の泳ぎを眺めていたよ」っていうくだりがある。
子供の時、そこのフレーズがすっごくすっごく好きだった。とってもカラフルな情景が目に浮かんで、海の色と珊瑚の桃色がマッチして、ええ色やわ~と。私も桃色珊瑚に手を振ってもらいたいと思ったのであった。
だから覚えている歌詞は、最初の部分と、この「ももいろさんごが・・・」の部分だけ。後はすっかりどんな歌詞だったのか忘れてしまっている始末。

海に遊びに行っても、砂浜に打ち上げられている珊瑚を探すのが好きだ。
でも、全部白い珊瑚。(枯れて白化してるのでしょうね)
たいやきくんに手を振ってた"ももいろ"はどこにあるのかな?と思ったものである。
いつかももいろさんごのジュエリーを身につけれるオトナになりたいわ、なんてね。

そして、その後、ももいろに巡り合って、身近になるのには、それからずいぶん経った最近なのであった。
まるで、夢見た白馬の王子様のごとく、巡り合ったっていうトキメキ。
(ときめきトゥナイトって漫画、好きでした。)

NYで銀をとんちんかん、とんちんかんと彫金している時に調達する宝石の中には珊瑚は含まれなかった。
アメリカで珊瑚は貴重すぎたと思われる。超セレブな名高いジュエリーの中にも数少なく、それはとってもレアで身につける人が限られているような高級感があった。(イタリアンジュエリーを除く、イタリアでは珊瑚が多いので。)
しかし、土佐や長崎や沖縄や台湾などの近海では珊瑚がよく採れる。(他にはフィリピン、ハワイ沖)
日本の南西こそ、あの「ももいろさんご」の宝庫だったのである。

宝が近くにあったのに気付いていなかった私はまるで、「アルケミスト」の少年のようである。
彼も旅をしてやっと宝が身近すぎるほどに身近にあったことを知ったけれど、
私もたぶん、NYまで行って、彫金をやったからこそ、身近に「ももいろさんご」という宝があることを知ったのだ。
もしも興味がなかったら、ももいろさんごは私の人生の中には出てこないから。

「探し物はあなたの近くにすでにあるのですよ。気付いてごらんなさい。」
ももいろさんごはそうやって手を振っているのだった。

教訓:人生は宝探し
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by mandala-04 | 2010-05-15 18:35