石やアクササリーの写真を中心としたブログ


by mandala-04
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翡翠(ヒスイ)

自分に合った石を見てくれる人がおるというウワサを聞き、とある町まで数年前のある日に友人に連れて行ってもらったことがある。

カラン~♪とドアを開ければ、タバコとコーヒーの香り漂う普通の喫茶店である。見てみれば、近所のオッサンらしき人物が、ランチを食っていたり、大阪のオバハン的なチームがヒョウ柄でコーヒーをすすっていたりするのである。私達はなにげにここでは年齢的にも浮いているような雰囲気で少し恐縮しつつ、マスターに案内されて着席する(しかも、カウンターだ、笑)。マスターは、カフェの奥からなにやら100均のプラッチックケースをひっぱり出してきた。
「100均のプラスチックって・・・。安モンくさっ!」これが、正直な私の意見だ。
その安モンくさっ!の中には、数種類の石が入っていた。そこから5つほど選んでみてくれということであった。
「もっと種類ないの?」これが次なる私の意見だ。・・・文句ばっかり。
しかし、石を選ぶ私と友人。5種類選んでマスターに見せる。
私は、アベンチュリン、ヒスイ、オブシディアン、カーネリアン、アメジスト(やったと思う)を選んだ。
「Oリングで合うのを選びますね。」とのこと。
Oリングの方法は、まず左手に石を持ち、次に右手の親指と人差し指を軽く合わせて指でリングを作る。これは、YOGAのチン・ムードラ(印)か、はたまた仏像の指先と同じく、である。ま、そんなんはええが。
Oリング=筋反射テスト、これがなかなかなもんで、なかなか納得。
合う石を左手に置いた場合、右手の指の輪はきつく結ばれ離れない。合わない石の場合は、軽~く指がはじいて開くのである。
さて、私に合うのは、ヒスイであった。カーネリアンもええ線いってたが、ヒスイの時の指のがっつり合わさった感覚が強かったのである。
ヒスイが出た瞬間、マスターが豹変するのだった。まるで、昔あった当たりつきアイスの当たりが出たような、夜店のアテモンですごいのんが出たときのような、そんな感じだ。

先ほどまで、石博士的なそぶりのオッサンが急に少年のようになり、私に質問攻めである。
マスター 「あなたは守られていますよね?」
私 「はい、そうやと思います。」
マスター 「家は、お寺か神社か教会に関係してますか?」
私 「全然です。」
マスター 「誰か、そういう仕事してはる人、身内におりませんか?」
私 「う~ん・・・。一人もいないです。」
と、いって考えてから、
私 「あっ、ひいおばあさんが拝み屋やて言うてました、そういうたら。」
マスター 「ああ、やっぱり~~。」
私 「??」
・・・これって、ごっつ変なやりとりでしょうな、端から見ると。

ほんで、マスターの説明が始まる。マスター曰く
「このミドリの本物のヒスイが合う人って言うのは、すごく珍しいんです。ヒスイっていうのは、古代の日本では神の石とされていて、云々・・・。」
ヒスイについての演説が始まったのであった。喫茶店の仕事はいいのか?という私らの心配をよそに。そして、だんだんとエキサイトしたマスターは、「ちょっと待っといて!」と言って、また奥から何やら引っ張り出してきた。
それは、マスターのヒスイについての記事の切り抜きコレクションと本であった。
「めっちゃマニアックやなあ~、笑」と心の中でつぶやきながら、一応ネタを聞く私。
しかし、途中からちんぷんかんぷんで。
なにせ、ヒスイというのはオッサン(マスター)の中では非常に思い入れの強いパワーストーンであるということがわかった。
この時、先に友人が鑑定をしてもらっていたのであるが、その鑑定時間よりもはるかに長く時間を割き、たぶん子一時間ぐらいヒスイ話をしてはった模様だったと記憶している。

マスター 「だからね、ヒスイが合うって人は、特殊な人が多いんです。観てきた人の中で、10人中8人ぐらいが、社寺仏閣、教会関係者、なんですよっ!だから、聞いたんです。あなた、そういう能力とかあるんじゃないですか?」
私 「はあ、たぶん・・・。あるっちゃあ、あるかも・・・です。(ちょいとマスターに押され気味で合わせ気味)」
マスター 「そうでしょう!そうでしょう!じゃあ、遠隔できるはずっ。隣のお友達のこと、思ってみてください。その人のことを思いながら石を選んでOリングしてもらえますか?」
友人が選ぶ石が友人自身に合う石なのかどうかを私が調べて当てろ、というのである。
私 「はあ。」
そして、言われたとおりにする、友人が選んだ石を私は自分の左手に持ち、右手でOリング。
指の輪はくっついて離れなかった。
私 「たぶん、この石合うみたいですけど・・・って、わかりませんけどね。」
マスター 「じゃあ、お友達っ、同じ石であなた自身がOリングしてみましょう。」
選んだ石は、友人自身が試したOリングにより、それが友人に合う石だとわかった。

私は心の中で、「うおっ、まぐれやろっ?」とツッコミを入れていた。
マスターは、すごいやろ~光線を放出中であった。

マスター 「あっ、このままヒスイを左手に持ったままで、さっきあなたが選んで合わなかった石も一緒に左手に乗せてみましょう(二個いっぺんに)。ヒスイと一緒にOリングしてみたら、(ヒスイの力により)変わるよ!」
私は「まだ、やんのかいっ!」と思いつつ、言われるまま、先ほどの石も左手に乗せる。
結果は、というと、右の指は、・・・離れなかった。
合わなかった石が、ヒスイを一緒に持つことによって、合う石になった。
私 「う~~ん・・・。」
マスター 「すごいでしょ~、面白いでしょ~♪(テンションさらに倍増)」
私 「はあ・・・。」
マスター 「ね、これがね、ヒスイのすごいトコロなんですよね~(一人納得)♪」

だんだんとこちらもいい気分になってしまい、選んだヒスイの勾玉をついつい買って帰った次第である。

道すがら、「そういうたら、おかんもヒスイの指輪持っとったなあ・・・。」と思い出しながら。
その話はまた別の機会に。
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by mandala-04 | 2007-05-13 00:56 | 石とマンダラ