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石やアクササリーの写真を中心としたブログ


by mandala-04
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NY編 無謀な売り込みの話

ジュエリーデザイナーを目指していた私は
とにかく思いつくことを全部やってみようと思った。
若いので、かなり無謀であった。

NYには、有名デザイナーのオフィスがいっぱいあるし、
コンベンションセンターでは、大きな展示会(アパレルショー)が年に何回かあり、そこには様々なメーカーが集う。バイヤーをやっていたことのある私は、アパレルショーにバイヤーとして潜伏することにした。作ったアクセサリーとポートフォリオをかばんに入れて。
めぼしいブースをチェックして、交渉していく。
このアクササリーどう?使ってみないか?などなど。

レベッカ・テイ○ーとスティーブン・アラ○を発見。
私は、見つけ次第声をかけ、自分の作ったものを紹介するという強硬手段に出た。
今考えてみると、若げの至りというか、突っ走ってたなあ・・と(苦笑)。

レベッカ 「私の子供に欲しいけど、お店では使えないわ。でも、あなたみたいなの私は好きよ。」
スティーブン 「・・・。俺の家は代々彫金士なんだよ。こんなのは、きっとビレッジ(イーストビレッジ、高級感とはかけ離れているので、きっと皮肉なんだわさ。)辺りに売り込めばいいんじゃないのかい?だって、これってJUNKでしょ?」

と、レベッカはやんわりと、スティーブンにいたっては、ビシッと断られた。

その後、まだへこたれない私は、メーカーさんのオフィスに電話してアポを取ることを思いつく。

私 「うん、アナスイにしよう。」

なんと、一発目にかけたアナスイ。

私 「私、ジュエリー作ってるんだけど、見てくれない?」
オフィスの人 「じゃ、オフィスに来てください。」

ものは試しである。割と言うてみるもんである。
こうして、アポを取る事ができ、後日ミッドタウンのオフィスへ向かった。
担当者と話すが、アナは不在。アナに見せておくからいくつか置いていってと。
後日連絡するということで、オフィスを後にした。
結果は、当たり前だが、よろしくなかった。

結果はどこもあかんかったけど、前向きに行動あるのみということを実感したのであった。
by mandala-04 | 2007-05-10 00:07 | 石とマンダラ